2. 五月祭のルール
「企画」と「企画責任者」
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五月祭で催し物を出展する単位を「企画」といいます。
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企画を出展するためには、企画・企画責任者がそれぞれ「企画出展要件」・「企画責任者要件」を満たす必要があります。企画や企画責任者がこれらの要件を満たさない場合、出展は認められません。
- 「企画登録」を行った後も、これらの要件を満たし続ける必要があります。
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「企画登録」を行った後は、「企画の義務」・「企画責任者の義務」も遵守する必要があります。
企画出展に関する規則
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別に定める企画責任者要件を満たす者を責任者として2名おくこと。
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東京大学学部学生、大学院生または研究生の自主的な活動として、企画に関する意思決定を学生自身で行うこと。
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企業などの営利団体、政治・宗教団体、その他の学外の団体・個人の宣伝を企画の目的としないこと。
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利益追求を目的とした企画を行わないこと。
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企画実行の意思があるとみなせること。
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企画責任者への登録時点から五月祭当日までを通じて東京大学学部学生、大学院生または研究生であること。
※ 所定の手続きに従い、氏名・所属・連絡先などの必要事項を委員会に届け出たうえで、委員会の求めに応じて学生証等を提示できることを求める。
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複数の企画の責任者を兼ねないこと。
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五月祭常任委員会と日本語または英語で円滑にやりとりができること。
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企画参加費、企画保証金及びその他必要経費を納入すること。
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法令を遵守すること。
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五月祭の運営に必要な労働力を必要に応じて提供すること。
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その他五月祭運営に必要な事項に関して、委員会の指示に従うこと。
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企画内容や準備状況を把握し、企画の実行に責任を持つこと。
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企画代表者会議に企画責任者のうち少なくとも1名が出席すること。2名ともに出席が難しい場合は、委員会に連絡したうえで代理を立てること。
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委員会が定める手続きに則り、必要な各種登録・申請・申込等を期限内に行うこと。
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委員会からの連絡を確認し、必要に応じてこれに返答すること。
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委員会からの伝達事項を必要に応じて企画構成員全員に周知し、規則や委員会からの指示を企画構成員に遵守させること。
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五月祭期間中は携帯電話等を所持し、委員会からの連絡に常に応じられる状態にあること。
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五月祭期間中の企画の準備、実行及び片付けの際に、少なくとも1名が企画場所にいること。やむを得ず企画場所を離れる際にも、委員会に求められた場合、速やかに企画場所に戻ること。
留意企画について
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五月祭当日に自主規律などの規則に対する著しい違反行為が行われる可能性が高いと判断される企画内容を検討している企画を、留意企画に指定することがあります。
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委員会が留意企画に指定した企画には、「企画の義務」に加えて以下の義務を課します。
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委員会による企画内容に関する調査に応じる義務
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企画保証金に加え、留意企画保証金として、10,000円を当日前に納入する義務
各種規則
自主規律
- 自主規律とは、五月祭の自主性を保つために、参加する学生自らが定めるルールです。
一 企画は本学学生を主体とする。
二 事故の危険性がないよう十分配慮する。
三 大学の施設や環境の保全に努めるとともに、定められた期間内に五月祭を終え、終了後は速やかに原状復帰する。
四 来場者、大学周辺の住民等、他の人々の迷惑となる行為を行わない。
五 すべての企画が円滑に企画を実行する権利を尊重し、他の企画の実行に障害が出ないようにする。
六 公序良俗に反する行為を行わない。
七 特定の政治団体及び宗教・宗教団体の宣伝となる行為を行わない。
八 政治活動または宗教活動への勧誘を行わない。
九 企業その他学外の団体・個人の宣伝を目的としない。
十 企画は営利を目的としない。
十一 無料公開を原則とする。
十二 五月祭の運営のために必要な責務を果たす。
措置と罰則
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企画実行に際して、自主規律や委員会の定めた規則を遵守する必要があります。
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これらに違反した場合や社会通念上許されない問題を起こした場合は、五月祭当日に何らかの措置をとったり、後日罰を科したりすることがあります。
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『Almighty』をはじめとする配布物や「問い合わせ」、ウェブシステムの確認を怠ると、思わぬ行為が措置・罰則の対象となり、不利益を被る場合があります。
- 措置・罰則の対象となる行為の例は、第3回企画代表者会議にて説明します。
措置とは、五月祭期間中の違反行為や事故・災害などに際して、委員会が企画の活動を制限することを指します。措置には以下の4種類があります。
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違反物の没収
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使用が禁止されている物品や、基準に抵触する物品を委員会が没収します。
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没収した物品は返却しない場合があります。
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違反行為の差し止め
- 企画の違反行為や危険を引き起こしうる行為などを委員会が差し止めます。
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企画実行停止
- 重大な違反行為や極めて危険な行為などが行われた際、または重大な問題などが起きた際に、企画実行そのものを委員会が一時的に停止します。
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企画実行中止
- 第98回五月祭や来年以降の五月祭の安定的な開催の障害となるほどの重大な違反行為が生じた場合に、第98回五月祭における以降の企画実行を禁止します。
罰則とは、五月祭期間中の違反行為や社会通念上許されない問題に対して委員会が後日行う対応を指します。罰には以下の7種類があります。
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違反の公表
- 五月祭当日後に公開する『Almighty vol. 4』への掲載を通して、違反の事実を公表します。
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厳重注意
- 口頭および文書にて違反の事実を指摘するとともに改善を求めます。
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反省文
- 違反に対する企画の見解および次年度以降に五月祭に出展する場合の対策などをまとめた文書の提出を求めます。
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企画保証金の没収
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企画保証金10,000円を没収します。
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留意企画に指定されている場合、原則として留意企画保証金も併せて没収します。
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次年度留意企画への指定の勧告
- 次年度の五月祭常任委員会に対し、同一と判断される企画・団体の出展があった場合、留意企画に指定するよう勧告します。
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次年度劣後の勧告
- 次年度の五月祭常任委員会に対し、同一と判断される企画・団体の出展があった場合、企画場所・時間の割り振りなどにおいて不利に扱うよう勧告します。
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次年度企画出展禁止の勧告
- 次年度の五月祭常任委員会に対し、同一と判断される企画・団体の出展を禁止することを勧告します。
企画出展のための費用
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全企画、「企画保証金」および「企画参加費」を納入する必要があります。
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委員会を通じて物品をレンタルする企画は「レンタル品分担金」を追加で納入する必要があります。
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委員会を通じた物品のレンタル・購入を申し込む場合、その費用も併せて納入していただきます。
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納入は4月29日(火)〜5月7日(水)に銀行振込で行っていただきます。詳しくは「納入」を参照してください。
企画保証金
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自主規律などの規則や委員会の指示に従って正常に企画を実行することの担保として、企画保証金を納入していただきます。
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原則として、全企画一律10,000円です。
- 委員会に「留意企画」として指定された企画には、留意企画保証金として追加で10,000円を納入していただきます。
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特に問題の発生しなかった企画には、第98回五月祭終了後に全額返金します。
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義務不履行などの問題があった場合、企画保証金を返金しなかったり、返金を遅らせたりすることがあります。
企画参加費
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第98回五月祭の運営に必要な費用を一部負担していただきます。
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商行為を行う企画は11,000円、その他の企画は6,000円です。
- 商行為とは、物品やサービスなど企画内容の対価として来場者から金銭を受け取る行為を指します。
レンタル品分担金
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委員会を通じて火気器具・発熱電気機器をレンタルする企画・小型発電機をレンタルする企画には、五月祭当日にレンタル品の対応にあたる業者の駐在費を負担していただきます。
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費用は1企画あたり500円〜1,000円程度を予定していますが、変更が生じる可能性があります。最終的な金額は4月下旬の「申請結果確認」にて発表します。
五月祭期間中のキャンパス管理体制
企画公開時間
- 五月祭の企画公開時間は、対面においては両日9:00~18:00です。
- 企画公開時間外は、ライブ配信やオンライン販売のようなリアルタイムで双方向のコミュニケーションを伴う企画以外の形態のオンラインコンテンツのみ、公式ウェブサイトを通じたオンライン公開が可能です。
構内滞在可能時間
- 五月祭期間中、構内の滞在および委員会が管理する屋内施設を利用できる時間は以下の通りです。
- 大学との調整などにより、今後変更となる可能性があります。注意してください。
- 詳細は第3回企画代表者会議にて説明します。
5月23日(金)(前日)
- 5月23日(金)(前日)に五月祭準備を目的として構内に滞在できるのは、12:00~20:00です。
- 多くの学部で午前中は授業があることに注意してください。
- 委員会が管理する屋内施設を利用できるのは、原則として13:00~19:00です。
- 詳細は第3回企画代表者会議にて説明します。
- テントの設置やレンタル品の受け取りを委員会が指定した時刻に行っていただく必要があります。注意してください。
- 企画ごとの指定時刻などの詳細は、第3回企画代表者会議にて説明します。
5月24日(土)・25日(日)(1・2日目)
- 5月24日(土)・25日(日)(1・2日目)に五月祭に関連して構内に滞在できるのは、7:00~20:00です。
- 委員会が管理する屋内施設を利用できるのは、原則として8:00~19:00です。
- 26日(月)以降に委員会以外による片付けを行うことは認めません。25日(日)(2日目)中に片付けを終えてください。
清掃チェック制度
- 清掃チェック制度とは、企画場所の利用終了時に各企画の利用した場所が五月祭以前と同様の状態に戻されているかを確認する制度です。
- 企画場所の利用後は、割り当てられた清掃区域の清掃を行ってください。
- 清掃区域の割り当てや清掃チェックの手順についての詳細は、第3回企画代表者会議にて説明します。
- 各企画の清掃チェックの詳細を記載した『清掃チェックシート』も同時に配布します。
清掃責任企画
- 利用した企画場所の清掃に責任をもち、委員会から清掃チェックを受ける義務を負う企画を「清掃責任企画」とよびます。
- 清掃責任企画は、新入生クラス企画以外の企画からすでに決定しています。
非清掃責任企画
- 清掃責任企画でない企画を「非清掃責任企画」とよびます。
- 企画場所を共用する非清掃責任企画は、同じ企画場所の清掃責任企画から清掃チェックを受ける必要があります。
- 新入生クラスの屋外企画は非清掃責任企画です。

キャンパス内の撮影について
- 五月祭に関連する形でキャンパス内にて撮影をする際は、委員会を通じて大学との調整が必要となります。
- 企画の準備に際してキャンパス内の撮影を希望する場合は、「問い合わせ」にて連絡してください。
- 撮影にあたっては下記の情報が必要となります。
- 撮影目的
- 撮影対象
- 撮影日時
- 撮影方法
- 撮影結果の掲載方法(自団体のホームページへの掲載など)
- 撮影の可否は大学との調整のうえで決定し、「問い合わせ」にて連絡します。
- 「問い合わせ」で連絡してから撮影の許可までは時間がかかります。余裕をもって連絡してください。
- 調整の結果によっては希望が認められない場合があります。
- オンラインでの動画や画像の公開にあたっての注意事項は、「企画のオンライン公開について」を参照してください。