3. 今後の流れ

返金

  • 企画保証金などの返金を、銀行振込で行います。振込は7月下旬を目処に行う予定です。
    • 振込は「返金用口座情報登録」に登録された口座に行います。
    • 振込が完了した後、「問い合わせ」にて連絡します。正しく振り込まれているか、必ず確認してください。
    • 領収書については、振込完了後に「問い合わせ」にて送付します。
  • 対面での返金を事前に希望した企画には、「問い合わせ」にて個別で日程を調整し、本郷キャンパスの委員会室(第二食堂3階6号室)にて返金を行います。
  • 4月下旬から5月にかけて行っていただいた納入後に物品のレンタル・購入などに関する費用の変動があった場合は、併せて精算を行います。

第98回五月祭における現金援助の廃止について

現金援助制度とは

現金援助制度とは、企画実行に商行為を伴わないなどの基準を満たした企画に対して、より企画出展がしやすく、また円滑な企画実行を可能な限りサポートできるよう、委員会から企画出展にかかる費用を一部援助する制度です。第96回五月祭まで存続していましたが、第97回五月祭にて縮小され、第98回五月祭にて廃止されました。

廃止理由について

主な廃止理由としては、『Almighty vol. 1』にて記載したとおり、委員会の予算の都合上、現金援助に割り当てることのできる金額を確保できないため です。 しかしこれだけでは、企画出展可否に大きく関わるものの説明として不十分だと考えたため再度理由の詳細を説明いたします。

当委員会の予算案は、例年3月上旬に行われる五月祭常任委員会総会にて承認されます。そのため本来であれば同時期に現金援助制度の実施の判断がされます。一方で、企画出展手続きが2月上旬から中旬にかけて行われるため、企画が出展されるかどうかの判断はそれより前になされるものであり、現金援助制度実施の可否を3月上旬に判断していては企画出展手続きの際に現金援助制度があるのか不透明なまま、手続きの締切をむかえてしまうこととなります。

そのため第98期五月祭常任委員会では、企画出展手続きの締切よりも前にあらかじめ収支を予測したうえで現金援助制度実施の可否を判断し、廃止という結論に至りました。理由としては、十分な現金援助制度を実現するにはある程度の財源が必要であり、加えて物価高や五月祭運営に必要な印刷費の高騰などが既に見込まれていたため、現金援助制度を廃止しなければ五月祭の安定開催に必要な収支とならないと判断したためです。 しかし、実際には協賛収入の伸びや企画数増加による企画参加費の増加などの影響により想定以上の黒字という結果になりました。

今後の現金援助制度について

これまでの現金援助制度の効用を見直し、より企画の皆さまに還元ができるように制度を再度検討していくとともに、円滑な企画実行に資するようなものを考えてまいります。 また、第99回五月祭に向けて、今回の事態を重く受け止めたうえで、現金援助制度について改めて検討し、確実な引き継ぎをいたします。

大型発電機の試験的導入についてのご報告

大型発電機の試験的導入の経緯

  • これまでの五月祭では、屋外で電力を使用する企画には委員会を通じてレンタルした小型発電機を利用していただいていましたが、小型発電機の始動トラブルや燃料調達が各企画に大きな負担を強いていること燃料であるガソリンについて安全上の懸念が大きいことが課題となっていました。
  • そこで、今年はより安全で安定的な電力供給体制を目指して、大型発電機を部分的に導入し、1つの大型発電機から10企画程度に電力を供給することを目指しました

大型発電機分担金について

  • 「大型発電機分担金」とは、大型発電機を利用する企画を対象に、大型発電機に係る各種費用を一部分担していただく制度です。
  • 大型発電機の利用に伴う費用には、下記のものが含まれます。
    • 費用の内容はすべて今年のものです。
    • 配線費用は大型発電機から企画場所までの距離によって変動し得ます。
    • 配線カバーとは、配線コードの露出部分が往来の邪魔にならないように配線コードを覆うためのものです。
  • 大型発電機本体代
    • 1台あたり150,000円+税
  • 配線費用
    • 1配線あたり25,000円+税
  • 配線カバー費用
    • 業者サービスのため費用なし
  • 安全上の囲いおよび消火器
    • 業者サービスのため費用なし
  • 五月祭企画出展説明会(第1回企画代表者会議)にて、今年の「大型発電機分担金」の目安を使用電力量が1,500W未満の企画には25,000〜30,000円、1,500W以上3,000W未満の企画には50,000〜53,000円を納入していただく予定であることを告知しました。
  • 今年は大型発電機を導入した初年度であり、また希望企画数が少ない場合1企画あたりの負担額が高額になることが予想されたため、「大型発電機分担金」として各企画が負担する額は配線費用のみとし、本体代は委員会で負担しました
  • なお今年、小型発電機のレンタルにかかる費用は1,500Wが23,650円、2,800Wが34,650円でした。
    • 以上に加えて各企画で調達するガソリン代がかかります。

今年の大型発電機の運用について

  • 今年の大型発電機の運用は以下の通りです。
  • 1配線あたり1,500W
  • 1配線あたり25,000円
  • 大学や消防との調整の末、大型発電機1台を教育学部棟南に配置し、中央通りE・Fおよび赤門通りCを「大型発電機優先ブロック」として大型発電機利用企画を優先的に割り振り、五月祭当日は8企画が合計9配線を利用しました
    • 8企画のうち7企画が1配線、1企画が2配線を利用しました。

五月祭当日の様子について

  • 『Almighty vol. Fes』にて説明した通り、五月祭前日に大型発電機の設置と配線の敷設を行いました。
  • 五月祭当日の各日の朝夕に、委員が大型発電機の始動および停止を業者立ち会いのもとで行いました。
    • 各日の8:40〜18:10を大型発電機利用可能時間としました
  • 五月祭当日は特にトラブルなく、安定な電力供給が実現しました。
  • 特に小型発電機と比べた当日運用における大型発電機のメリットとして以下が挙げられます。
  • 始動および停止を委員会で行うため、始動トラブルがない
  • 各企画での燃料調達の必要がない
  • 当日期間中に燃料を補給する必要がない
  • 小型発電機に比べて稼働の安定性が高い
  • 当日期間中に各企画による操作を行わないため、企画の責任となる破損などのリスクが小さい
  • 雨天時の特別な対応が不要
  • ガソリンと比較して引火点の高い軽油が燃料であるため、より安全である
  • 一方で、場所割作成上の都合により電力の使用有無を従来より早い時期に決定する必要があることや費用が高額となる点において、小型発電機と比べて懸念があります。

来年度以降の電力供給について

  • 現在、今年実施した大型発電機の試験的導入について、大型発電機利用企画の方々や調整に関わっていただいた大学・消防からのフィードバックを集めています。
  • 「企画向けアンケート」では、大型発電機を利用していない企画の方々も対象として、今後の屋外での電力供給体制に関する設問を用意しています。回答へのご協力をよろしくお願いします。
  • 来年度の電力供給体制については現時点で未定であり、決定し次第その内容を第99回五月祭の企画代表者会議にて説明します。